イオンエンターテイメントは3月8日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施していた座席の間引き販売を終了し、全席販売を再開すると発表した。まん延防止重点措置が発出されている地域では前方の席のみ間引き販売を継続する。
全席販売を再開するのは18県にある32の劇場。3月11日上映分から全席販売を再開する。
一方、まん延防止重点措置が発出されている東京都や大阪府など17都府県にある58の劇場では、場内中央列付近から前方のみ左右の座席を1席空けて販売する。後方は全席販売となる。
イオンエンターテイメントは座席の位置によって分けた理由について「子ども連れの家族など隣同士で座りたい方もいれば、感染対策を重視する方もいる。両方のニーズを満たすため、一部は全席を開放し、一部は間引き販売を継続することにした」と説明している。
現在のまん延防止重点措置は映画館に対して業種別ガイドラインの順守などを求めているが収容人数は制限していない。映画館が加盟する業界団体・全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)のガイドラインでも現在は収容人数を制限していないが、イオンシネマは1月17日から「独自の判断」で間引き販売を実施していた。
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