検索結果に手を入れず、ユーザーを追跡もしないことを標榜する検索エンジンの米DuckDuckGoのガブリエル・ワインバーグCEOは3月10日(現地時間)、「ロシアの虚偽情報に関連するサイトはランクダウンする」とツイートで発表した。
「他の多くの人々と同様、私はロシアのウクライナ侵攻とそれが引き起こし続けている巨大な人道的危機にうんざりしている」とツイートした。
また、ニュースモジュールと情報ボックスを検索結果の上部に配置する。
DuckDuckGoはこれまで、Googleが偏りのある検索結果を表示すると非難し、中立的な検索結果を提供すると主張してきた。
ワインバーグ氏のツイートには「そうか、あなたもGoogleになるんですね、分かったよ」「じゃあDuckDuckGoとGoogleの違いは何なんだ?」「Brave Searchに乗り換えるよ。DDGのユーザーの多くはバイアスのない検索結果のためにDDGを使っていた。バイアスされた検索が見たければGoogleを使う」などの批判的なコメントが多数寄せられている。
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