タカラトミーは3月16日、赤ちゃんの寝かしつけを「心拍リズム」でサポートするというぬいぐるみ「ハグしてトントンねんねスイッチ」を発表した。「スヌーピー」と「くまのプーさん」を26日に発売する。各8580円(税込)。
ぬいぐるみに心拍センサーを内蔵。赤ちゃんの腕や手のひらに密着させて約10秒間測定すると、リラックス効果があるとされる「1/f ゆらぎ」を加えた心拍リズムで振動や音(メロディ)を出す。
振動やメロディはゆらぎながら徐々にゆっくりとしたペースになり「赤ちゃんは落ち着き、リラックスしやすくなる」としている。電源は約30分でオフになる。
タカラトミーは実験結果などを公表していないが、発表資料には東京大学名誉教授で日本保育学会の会長を務めていた汐見稔幸さんがコメントを寄せている。「赤ちゃんの呼吸のリズムに合わせてトントンすると、眠りやすい環境を作るといわれている。心拍を測定してだんだんゆっくりになっていくトントンの振動、メロディをゆらぎでコントロールすることで、赤ちゃんの呼吸と合わせやすくし、眠りをサポートできるでしょう」。
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