ところでAmazon.comで使用するAmazonアカウントとの関連はどうなっているのでしょうか?
サインアップ時には手のひらの生体情報とクレジットカードと電話番号のみが必要で、Amazonアカウントは要求されません。Amazonアカウントとは別のAmazon One IDという専用IDが作られてて、後ほど自分でAmazonアカウントとリンクする必要があります。将来的にサードパーティーを使ったイベント会場や会社のオフィスの入館管理への展開を考えるとAmazonアカウントを前提とした仕様にしておきたくないということかもしれません。
Amazon Oneのコンタクトレス決済はいかがだったでしょうか。
手のひらだけで支払いができるのは、未来を先取りした感じがして興味深い体験でした。今は買い物に出かける前に、iPhoneやApple Watchを持っているか、財布を忘れていないかと確認しているのですが、そのような心配が不要になると考えると非常に画期的なサービスだと思います。
利用できる店舗が広がってどこでも使えるようになるといいのですが、コンタクトレスの決済端末の市場も競争が激しいですし、Amazon Oneデバイスを追加で設置するのも店舗への負担が多くなかなかハードルが高いかもしれません。まずは近所のWhole Foods Marketで利用できるようになるのを楽しみに待ちたいと思います。
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