NPO法人のWEF(Whole Earth Foundation)は、iOS向けの位置情報ゲーム「鉄とコンクリートの守り人」(鉄コン)の配信を始めた。App Storeから無料でダウンロードできる。
街中に点在するマンホールのふたをプレイヤー(=守り人)が力を合わせて撮影し、GPS情報と一緒に自治体へフィードバック。傷んだマンホールふたの補修や交換につなげる「社会貢献型」の位置情報ゲームという。
アプリでは写真の投稿やレビューが可能で、日本全国のマンホールの情報を収録した地図の完成を目指す。相棒の「イヌ」と共に街中に埋まっている“砂金”を掘り出し、TUB(つぶ)と呼ばれるポイントを集めるなどゲーム性も加えた。イヌはTUB量に応じて経験値を獲得し、レベルアップする。
鉄コンはこれまでWebブラウザ版を提供していたが、3月25日にサービスを終了。今後はアプリ版に全面移行する方針だ。ブラウザ版で使用していたプレイヤー名や過去に投稿したマンホールの記録などのデータはアプリ版に引き継げる。
Android版も開発中。提供時期は未定で「リリースをお待ちください」としている。
この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載、加筆したものです。URLはこちら。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR