2月25日の発売以来、高い人気を誇るアクションRPG「ELDEN RING」(エルデンリング)。「DARK SOULS」などのフロム・ソフトウェアが手掛けたアクションRPGで、発売から18日間で全世界累計出荷本数は1200万本を突破し、国内だけでも100万本以上を売り上げています。「死にゲー」と呼ばれるほど難易度が高いにも関わらず、エルデンリングはなぜこれほど売れているのでしょうか?
1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。
漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる〜く語る4コマまんが新連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。
エルデンリングは登場する敵がもれなく強く、同じ敵に何十回と殺されることも珍しくありません。しかし、ただ難しいだけではなく、しっかり対処すれば突破口が見えてくるのがこのゲームの魅力の1つです。
それも敵のパターンを覚えて対処するだけではありません。「霊体」と呼ばれる召喚獣のようなものやNPC(Non Player Character)を召喚したり、さらには他のプレイヤーに協力してもらうことも可能です。
ひたすらレベルを上げたり、武器を強化することで対処できることもあります。エルデンリングはこの「難しいけれど頑張ればなんとかなりそう」と感じさせるバランスが絶妙なゲームなのです。
そして、敵を攻略するためのレベル上げや武器収集が楽しいのもエルデンリングの魅力。とてつもなく広いフィールドはある程度自由に探索でき、例えば強い敵に遭遇して困った場合には、一度その敵を倒すのを諦め、他の場所を探索して強くなってから再戦に挑むこともできます。
美麗だけど不気味なフィールドには様々な仕掛けや無数のダンジョンがあります。レベル上げのために始めた寄り道にいつのまにか夢中になってしまうことも少なくありません。
ゲーム好き漫画家・サダタローもこの「難しいけれど頑張ればなんとかなりそう」なエルデンリングのゲームバランスの虜になった1人。他のゲームをプレイしていても、ふと「あの場所に行けば……」「こう攻撃すれば……」などと考えてしまい、気が付けばまたエルデンリングをプレイしています。最近では友人との情報交換も始め、一層のめり込みました。
つらかったはずなのに、ついまた遊びたくなるエルデンリング。心折れ、諦めて、でもまた頑張って……を繰り返しながら、長い時間遊べるのは、このタイトルの大きな魅力なのかもしれません。
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