大和ハウスが「メタバース住宅展示場」 3D空間で見学者案内 デザインやインテリアの即時切り替え機能も

[ITmedia]

　大和ハウスは4月20日、3D空間内で戸建住宅を見学できる「メタバース住宅展示場」を28日に公開すると発表した。展示場内では、アバターを使って同社担当者と見学者がコミュニケーションをとりながら建物のデザインや間取りを確認できる。

　展示場は同社サイト「LiveStyle PARTNER」の登録者限定で公開。スマートフォンやPC、VRヘッドマウントディスプレイなどを使ってアクセスできる。壁紙や床、天井などのデザインやインテリアはリアルタイムに切り替えて見栄えを確認できる他、3D空間内にあるテレビで、資料やカタログの映像を共有することもできる。

デザインやインテリアをリアルタイムに切り替えて確認できる

　大和ハウスは、SNSの普及やコロナ禍の影響で住宅展示場の来場者が減少しているとしている。これまでも展示場を360度映像で閲覧できる「おうちVR展示場」を公開してきたが、メタバース住宅展示場の公開で双方向のやりとりが可能になる。