「iPhoneファンには悪いが、Androidユーザーはより安全な運転ができる」──そんな題名の調査結果を米国の保険会社であるJerryが5月3日(現地時間)に発表した。2万人のドライバーの走行データを分析したところ、iPhoneユーザーよりもAndroidユーザーの方が安全運転をする傾向が明らかになったという。
同社は、14日間にわたって記録された計1300万kmに及ぶ、ドライバー2万人分の走行データを分析。「スピード」や「注意力」「方向転換」「ブレーキ」「加速」「総合」の6つの項目を指標化したところ、全ての項目でiPhoneユーザーよりもAndroidユーザーが高い点数を獲得した。データセット中のiPhoneユーザーの数は、Androidユーザーの2倍だったとしている。
iPhoneユーザーとAndroidユーザーを学歴や年齢で分けて比較しても、全てAndroidユーザーの方が高得点だったという。
理由について同社は「過去の研究では『AndroidユーザーはiPhoneユーザーよりも良心的』や『ルールを破る誘惑を感じず、誠実である』などの傾向が示されてきた」と指摘。「これはiPhoneユーザーはより感情的な傾向があり、彼らの行動は一貫性が低く、その予測もしづらいことを意味する。そのような性格が点数に影響したのだろう」と推測している。
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