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シャープ、1インチセンサー搭載スマホに新モデル 4720万画素 ドコモ版でもデュアルSIM対応

» 2022年05月09日 18時30分 公開
[ITmedia]

 シャープは5月9日、新型ハイエンドスマートフォン「AQUOS R7」を発表した。前モデル「AQUOS R6」と同様、メインカメラに1インチセンサーを搭載。画素数を2020万画素から4720万画素に引き上げた。ドコモとソフトバンクが取り扱い、2022年7月以降の発売を予定している。

「AQUOS R7」

 カメラはR6に引き続き、ライカが監修。レンズは、焦点距離19mm(F1.9)の「Summicron」を採用し、イメージセンサーは新型の4720万画素に刷新。集光量がR6と比べて約1.8倍に向上したとしており、通常時は4つのピクセルを1つに統合したビニング方式で記録する。全画素で撮影するハイレゾモードも搭載し、デジタルズーム時は4720万画素からクロップすることで精細感を維持するという。動画は8K撮影が可能だ。

4つのピク説を1つに統合して高感度性能を引き上げるビニング方式での記録に対応

 オートフォーカスは、すべての画素がフォーカス位置を検出できる「全画素Octa PD AF方式」に対応。R6と比べて、AF速度が約2倍に高速化したという。また、被写体の検出速度も高速化しており、リアルタイムで人物の全身、顔、瞳を検出し、マスクを着用した顔や横顔も検知できるとしている。

 R7は、ソフトバンク版だけでなく、Android端末として珍しくドコモ版でもnanoSIM+eSIMのデュアルSIMに対応。5Gは、Sub6とミリ波を束ねて高速通信できる「Dual Connectivity」に対応。下り4.9GHz、上り1.1Gbpsをサポートする。

ドコモ版もnanoSIMとeSIMに対応

 SoCはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」。RAMは12GB、ストレージは256GB。最大1TBのmicroSDXCスロット、おサイフケータイ、5000mAhのバッテリー、IPX5・IPX8/IP6Xの防塵防滴性能を備える。ディスプレイは、約6.6インチの「Pro IGZO OLED」パネルで、3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」をディスプレイ内に内蔵している。

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