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公道走って最短30分 スーパーの商品を自動配送ロボットが届けるサービス、つくば市で

» 2022年05月26日 16時20分 公開
[本田亜友子ITmedia]

 パナソニックホールディングス、楽天グループ、西友、つくば市の4者は5月26日、自動配送ロボットの公道走行によりスーパーの商品を最短30分で届ける配送サービスを茨城県つくば市内で提供すると発表した。配送料は1回110円。

配送ロボットはパナソニックの「X-Area Robo」(クロスエリア ロボ)

 スーパーマーケット「西友つくば竹園店」で取り扱う生鮮食品や日用品など2000点以上の商品を注文から最短30分でロボットが配送する。対象は市内1000世帯で、5月28日から7月30日までの毎週土曜日に実施する。

 利用者は楽天が開発したスマートフォン向けの専用サイトでオーダー。配送中は専用サイトでロボットの位置や到着予定時刻を確認できる。到着するとSMSや電話(自動音声)で通知が届く。

 配送ロボットはパナソニックの「X-Area Robo」(クロスエリア ロボ)を使用する。つくば市から約60km離れた「Panasonic Laboratory Tokyo」(東京都中央区銀座)から遠隔管制システムで遠隔監視・操作する。

楽天が開発したスマートフォン向けの専用サイト

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