文化庁は6月1日、インターネット上で著作権侵害を受けたときの対策をまとめたポータルサイトを公開した。著作権の基礎知識や、海賊版の削除を要請するときの手順といった情報を掲載。「ネット上には違法な海賊版サイトが数多く存在し、著作権者に大きな被害を与えている。権利者などに役立つノウハウをこのポータルサイトで分かりやすく発信していく」(文化庁)
ポータルサイトでは著作権の知識や削除要請の手順に加え、米国や中国、ロシアなどが取り組む海賊版対策の概況や、著作権制度をまとめた資料も掲載。文化庁が過去に公開した教材なども集約している。「中国での削除申請のやり方」「YouTubeでの削除申請のやり方」など、シチュエーションごとの対応方法もQ&A形式でまとめている。
社団法人コンテンツ海外流通促進機構の推計によれば、オンラインで流通する日本のコンテンツの内、映画や音楽、ゲームなどにおける海賊版の被害額は、年間3300億円から4300億円以上(2019年時点)という。
被害の状況を受け、文化庁は8月をめどに相談窓口を立ち上げる方針。今回のポータルサイトも窓口の開設に先立った施策という。窓口はポータルサイト内に設置する予定。
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