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満足度の高いプロジェクト管理ツール 「Trello」を上回った3つのツールとは?【2022年6月版】

» 2022年06月10日 08時30分 公開
[佐々木千之ITmedia]

 さまざまなプロジェクトの目標達成や、そのためのチームのタスク管理ができるプロジェクト管理ソフトウェアは、大勢が関わる大規模プロジェクトはもちろん、1人で進める小規模なものまで、あらゆるビジネスの現場を効率よく回すために重要なツールとなった。ユーザー満足度の高いプロジェクト管理ツールはいったいどれか? IT製品レビューサイト「ITreview」によると、1位は「みんなでガント.COM」だった。以下、2位「Lychee Redmine」、3位「Jooto」と続いた。

photo みんなでガント.COMイメージ(公式Webサイトより)

 みんなでガント.COMはサムテック社が提供するプロジェクト管理ツール。会員登録不要で、プロジェクト内で発生する問題や課題をToDo管理としてガントチャートのタスクと関連付けできるクラウドサービスだ。最短3クリックでガントチャートの作成が始められる。直感的な操作で、ITに不慣れな人でもPCの基本操作ができれば、使いこなせるという。

 PCのほか、スマートフォンでも利用できる。ガントチャートでプロジェクトの全体像と進捗を、ToDo管理では問題や課題を見える化する。最短3カ月単位で契約でき、過去プロジェクトの情報は契約期間外でも参照できる。

 ITreviewでのレビューの総合満足度は5点満点中4.3点で、特に「ガントチャート/プロジェクトマップ」の評価は満点の5点。「タスクの作成と割り当て」も4.8点と高評価。「アクセス権限管理」も4.2点と高かった。

 ユーザーからは「取引先とExcelとメールでスケジュールを調整していたが、ガントチャートを共有でき便利」「ガントチャートが手軽に作成できる」「インストールや会員登録不要で、ブラウザを立ち上げてアプリを起動すればすぐにガントチャートを作成できて便利」といった声が上がっている。

photo みんなでガント.COMに寄せられたレビュー
photo みんなでガント.COMに寄せられたレビュー
photo みんなでガント.COMに寄せられたレビュー

 2位のLychee Redmineは、アジャイルウェア社によるプロジェクト管理ツール。リアルタイムに共有できるタスク管理、マイルストーンが見られるガントチャート、担当者も使いやすいカンバン、メンバーの負荷状況が見える工数リソース管理、コスト見える化など、プロジェクト管理に必要な機能がそろっている。導入期業者数は5000社を超えるという。クラウド版はユーザー数無制限で無料で使えるフリープランの他、3つの料金プランがある。

 3位のJootoは、PR TIMES社が提供するプロジェクト管理ツール。直感的に使えるレイアウトと、親しみやすいシンプルなデザインで、カンバン方式によるタスク・プロジェクト管理が特徴。1つの画面で複数のプロジェクトと業務を管理できるので、確認作業や管理の手間を大きく減らせ、日々の業務のマネジメントに有効だとしている。1700社以上の導入実績があるという(2022年3月時点)。

 本ランキングは、ITreviewの「プロジェクト管理」メインカテゴリーで10件以上のレビューを獲得しているサービスの中から、満足度順に編集部で集計した。

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