米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは6月10日(現地時間)、VR HMD「Meta Quest 2」のv41アップデートで、「Horizon Home」を展開すると発表した。ヘッドセットを装着して入る自分の“ホーム”に友達を招いたり相手のホームを訪問したりできる。
Meta(当時はFacebook)は昨年のVR/ARイベント「Facebook Connect」でHorizon Homeを発表した。
ホームでは招待した友達と一緒にアバターとして語り合ったり、VR動画を視聴したりできる。ザッカーバーグ氏は登山家のアレックス・オノルド氏をホームに招待し、オノルド氏が公開しているフリークライミング中の360度動画を一緒に視聴する様子を紹介した。
ザッカーバーグ氏は、ユーザーがホームをカスタマイズでき、カスタマイズするための「より多くのオプションを開発中」だと語った。
クリエイターはオリジナルのホームをデザインできるようになるという。ホームやそこに置くアイテムの販売も可能にする計画だろう。
Metaはビジネス向けの「Horizon Workrooms」も提供しているが、Horizon Homeはよりパーソナルなスペースという位置付けだ。同社は2017年に同様の「Facebook Spaces」を立ち上げたが、2019年に「Facebook Horizon」の発表に伴い、終了した。Facebook Horizonは昨年10月に「Horizon Worlds」に改称した。WorkroomsとHomesはWorlds上のサービスと考えていいだろう。
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