Web会議で疲れるのは音質が悪いから──そんな調査結果を、NTTデータと音響機器メーカーのシュア・ジャパン(東京都港区)が6月13日、発表した。Web会議の音質が悪いと、認知機能の低下やストレス増加などの影響が出ることが分かったとしている。
2社はWeb会議における疲労感の原因について調査。共同で、Web会議における音質の違いが人間のストレス反応に与える影響を実験により検証した。
実験によれば、音質が悪いと内容が理解できず、認知機能への負荷が高まり参加者にストレスを与える結果に。さらに同じ状態が長引くと認知機能が低下し、理解力や判断力、反応スピードが鈍る、内容が理解できないストレスが徐々に蓄積されていく──といった影響があった。
NTTデータは結果について「現場の生産性向上や働きやすい環境づくりは経営戦略の中核。オンライン会議の音質は、経営層が今後注目すべき重要な要素といえる」としている。
満足度の高いWeb会議ツールランキング 1位「Zoom」に次ぐ2位は?【2022年4月版】
Web会議できる「新幹線オフィス車両」指定席化 「はやぶさ」「はやて」で
「音漏れしないスピーカー」製品化へ NTT子会社とフォスター電機が業務提携 耳付近に音を閉じ込める
Evernote創業者が生んだWeb会議ツール「mmhmm」、日本市場に本腰 法人開拓でドコモ子会社とタッグCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR