衣料品大手のエイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン(H&M)は6月15日、会員制サービス「H&Mメンバー」のスマートフォンアプリについて、一部顧客の個人情報や注文履歴が他のユーザーに表示される状態になっていたと発表した。問題はすでに修正済みという。
Twitter上では、14日頃から「H&Mのアプリで他人の購入履歴が載っている」などの報告が上がっていた。購入履歴や氏名、住所などが見られる状態だったという。
「ハッキングなどによる外部からの被害ではなく、社内で行ったシステム・アップデートに伴うエラーによるもの」(H&M)としている。現在は原因などを調査中で、詳細が分かり次第発表する方針。
「弊社の不手際によりお客さまにご迷惑をおかけしておりますこと、改めましておわび申し上げます」(H&M)
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