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iPadOS 16の目玉「ステージマネージャ」がM1限定な理由 Apple上級副社長が説明(1/2 ページ)

» 2022年06月16日 10時41分 公開
[MACお宝鑑定団]
MACお宝鑑定団

 Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏へのインタビューをTechCrunchが掲載している

photo iPadOS 16:ステージマネージャ

 ステージマネージャは、iPadOS 16をインストールしたiPadの場合、M1チップを搭載したiPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第5世代)、11インチiPad Pro(第3世代)で利用できる。

 1グループあたり最大4つのアプリケーションを、システムが管理するタイル状に並べて表示します。グループは左側に配置され、これらのワークスペース間を素早くタップして移動できる。

 Appleの2つの独立したチーム、1つはiPad側から、もう1つはmacOS側から、複数のワークスペースをより分かりやすく、使いやすくしようと取り組んでいたところ、同様のコンセプトにたどり着き、中間で合流した。つまり、このアプローチには両方の視点が込められていると説明。

 M1チップがもたらしたより強力なGPU、仮想メモリでの高速 I/O、高速ストレージ、大容量RAMを活用している。フェデリギ氏によれば、流れるようにスムーズな体験を維持するためには、これらすべてが一体となる必要があり、今年はそれが実現したという。

 フェデリギ氏は、Appleがインタラクティブなレスポンスに対して持つ非常に高いハードルが、この問題の核心であると述べている。

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