ペット保険を手掛けるアニコム損害保険(東京都新宿区)は6月23日、「猫の熱中症週間予報」を自社のSNS公式アカウントで配信すると発表した。2013年から提供している「犬の熱中症週間予報」と併せペットの熱中症予防を啓蒙する。
獣医師と気象予報士の資格を持つ、ライフビジネスウェザー(東京都中央区)の鈴木勝博さんが協力。アニコム損保の保険金請求データから猫の熱中症の発生傾向を分析した。
予報は国内10都市の熱中症注意レベルを「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」に分け、猫のイラストで表示した。Instagram、Twitter、Facebook、LINEのアニコム損保公式アカウントで毎週木曜日に配信する。配信期間は9月29日まで。
19年から21年にあった222件の保険金請求データを集計したところ、猫の熱中症は5月から増加し、梅雨明けの7月に急増、8月にピークを迎えることが分かった。天候別では晴れの日が7割を占め「例え屋内飼育でエアコンの効いた涼しい部屋でも強い日差しが差し込む日は注意が必要」としている。
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