印刷業のキンコーズ・ジャパンは7月4日、同社が運用するサーバが不正アクセスを受け、利用者の個人情報が流出した可能性があるとして謝罪した。対象の情報は2438件。そのうち名前や住所などの個人情報が含まれる可能性があるものは1741件とみられる。
対象となるのは2017年1月1日から22年4月26日の間に、九州・中四国地方以外の店舗か公式Webサイトで名刺や年賀状、チラシなどの印刷を注文したユーザーの印字内容。19年4月1日から22年4月26日の間の注文では、印刷内容として名刺や年賀状に書かれた氏名や電話番号、住所などの個人情報が含まれる可能性がある。クレジットカード情報などの支払い情報は保有していないとしている。
別件でのシステム調査の中で不正アクセスの形跡を6月24日に発見。同社はサーバへのアクセス制限などを実施したうえで、個人情報保護委員会や対象ユーザーへの報告、情報流出の調査などをすでに実施しているという。
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