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トレカ「デュエル・マスターズ」限定商品販売でタカラトミーが謝罪 「不正なアクセスが集中」

» 2022年07月06日 12時13分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 タカラトミーは7月5日、Webサイト上で販売したトレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」の限定商品について、“不正なアクセス”が集中しWebサイトにつながりにくい状況になっていたとして謝罪した。不正なアクセスの詳細について、同社は「回答を差し控える」としている。

公式Twitter(@t2duema)が掲載した謝罪文

 通販サイト「タカラトミーモール」では、限定販売商品として「DMART-04 神アート 超獣創造 〜松本しげのぶの世界〜」と「DMART-05 神アート 五人祭でドラゴンサマー」の予約販売を4日午後6時に始めた。しかし、同日午後5時半〜5日深夜までアクセス集中により、タカラトミーモールのサーバがつながりにくい状態になった。

タカラトミーモールの商品ページから引用

 その後、商品は品切れに。サイトにアクセスできず商品を購入できなったユーザーからは運営チームへの批判的な意見が相次いだ。これを受けて同社は「サーバ増強・システム改修を行っていたが、不正なアクセスが集中し、皆さまにご迷惑をおかけする結果になった」と謝罪した。

 この発表に対し、一部ユーザーからは「時間かかっても良いから、完全受注生産にすべき」や「サーバ増強って具体的にどう対応したのか」など不満の声も。また原因に挙げられた“不正なアクセス”について「不正なアクセスとは?」や「DDoSでも食らったの?」など説明不足を指摘する声が上がっている。

 不正なアクセスについてタカラトミーに問い合わせたところ「Twitterで公表させていただいたおわびの通りであり、詳細や経緯については、回答を差し控えさせていただきたい」と返答があった。

 今回予約販売をした商品は後日2次受注を行う予定。日程や詳細については後日発表するとしている。

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