ティム・クック氏、イーロン・マスク氏、ドナルド・トランプ氏など、安倍元首相逝去にコメント

[ITmedia]

　安倍晋三元首相が7月8日に銃撃され、亡くなったことを受け、米Appleのティム・クックCEOは日本時間の同日午後10時27分、哀悼の意をツイートした。

　「安倍晋三元首相が亡くなったことにショックを受けました。同氏は非常に重要なリーダーであり、私は一緒に時間を過ごしたことを光栄に思います。同氏のご家族とすべての日本の人々に彼の愛する人たち、そして日本の皆さんに哀悼の意を表します」

　クック氏は2016年10月に日本を訪れた際、安倍氏と会談している。

安倍氏と会談するクック氏（首相官邸のFacebookページより）

　米Teslaのイーロン・マスク氏は午後11時47分に、Teslaの取締役を務める水野弘道氏のツイートへのリプライという形で「ひどいニュースだ」とツイートした。

　マスク氏は2014年9月、首相官邸を訪問し、SpaceXのロケット模型を贈呈した。

安倍元首相と会談するイーロン・マスク氏（首相官邸の公式ページより）

　ジョー・バイデン米大統領は午後10時33分、「友人の安倍晋三元首相が射殺されたというニュースに驚愕し、憤慨し、悲しみに沈んでいます。同氏は日米友好の代表者でした。米国はこの悲しみを日本と分かち合っています」とツイートした。

　バラク・オバマ元米大統領は午後9時45分、3回に分けた連投ツイートで「友人であり、長年のパートナーである日本の安倍晋三氏が暗殺されたことにショックを受け、悲しんでいる」「（妻の）ミシェルと私は、この辛い瞬間に日本の皆さんに心からお悔やみ申し上げます」と語った。

　米Politicoによると、ドナルド・トランプ前米大統領は自身のSNS、Truth Socialで、安倍氏が銃撃されたというニュースについて「完全に壊滅的なニュースだ」と投稿し、安倍氏逝去が報道された後、再度の投稿で「世界にとって本当に悪いニュースだ」「安倍氏はたぐいまれなリーダーだった。何よりも、彼は日本を愛し大切にしていた。安倍晋三氏は大いに惜しまれるだろう」と投稿した。

　2回めの投稿はトランプ氏の公式サイトに転送されている。

【UPDATE】米Alpnabetおよびその傘下のGoogleのCEO、スンダー・ピチャイ氏も7月10日午前2時33分、日本語と英語で「安倍晋三元総理大臣の訃報に接し、驚きと悲しみに包まれています。日本及び世界中のグーグル社員の思いは、日本と安倍元総理大臣のご家族と共にあります。心から哀悼の意を表します」とツイートした。