こんにちは。毎年6月はプライド月間ですね。サンフランシスコ・ベイエリア周辺でも街のあちこちにLGBTQ+を象徴するレインボーカラーの旗などを目にするようになり、街をあげてプライド月間を祝福する雰囲気に包まれます。
またシリコンバレーの企業はダイバーシティ&インクルージョンに力を入れていて、LGBTQ+のサポートに積極的なところが多いです。
私の勤務先でも6月に入ってから、全社員宛のメールで会社のLGBTQ+に対する取り組みを紹介したり、「Celebrating Pride Month」と書かれたZoomの背景が提供されたり、社内の関係者によるFireside Chatと呼ばれるちょっとした座談会の時間が設けられたり、外部の方による講演会があったり、いろいろな啓発イベントが企画されました。
サンフランシスコでは毎年6月の最終日曜日に盛大なプライドパレードが行われています。今回はこのプライドパレードの様子を紹介したいと思います。
サンフランシスコのプライドパレードは、米国内でも規模が大きいプライドパレードの1つです。今回で52回目ということですので、かなり長い歴史があります。またこの週にはパレード以外にもさまざまなイベントが開かれることもあり、サンフランシスコには100万人を超える人が集まると言われています。
プライドパレードはサンフランシスコのまさに中心部のマーケットストリートを通行止めにして行われます。LGBTQ+関連の団体をはじめさまざまな組織や企業が参加し、午前10時半から午後3時までの間に順番に歩いていきます。レインボーカラーの旗が振られ、参加者がパレードしていく様子は沿道から見ているだけでも楽しいです。中にはかなり際どい格好の人もいてびっくりすることも。
サンフランシスコのプライドパレードでは、世界的にも有名なシリコンバレーの大手企業が従業員を集めて参加し、パレードを盛り上げているのが特徴です。成長していて勢いのある企業は、パレードでもパワフルで目立ちますし、見ているだけで世の中の変化に気づくこともあったりします。
コロナ禍の影響で2019年を最後にプライドパレードはキャンセルされていたので、今回は3年ぶりの開催となりました。今年はどんな様子だったのか、参加していたシリコンバレー企業に注目して見ていきたいと思います。
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