さてさてサンフランシスコのプライドパレードと言えばAppleです。Appleは企業パートナーの中でも一番上の「Presenting Partners」になっていて、プライドパレードに参加しているシリコンバレー企業の代表格です。毎年多くの参加者を集めてパレードしていることで有名です。数字は公表されていませんが、今年はAppleとGoogleが最も大きな集団になっていたと思われます。
Apple社内で参加者の募集があり、抽選に通るとパレードに加わることができるそうです。また社員の参加者はゲストを1人招待できるようになっていて、今回私もApple Prideチームのメンバーとしてパレードに参加することができました。
実際にパレードに加わって歩いてみると、スピーカーを搭載したカートからガンガン音楽が流れる中、みんなレインボーフラグを振りながら歓声を上げて歩いていて、すごい熱気でした。また、沿道の人たちが「Happy Pride!」と声をかけてくれて一体感を感じます。スタート地点から概ね1時間を歩くことになりますが、雰囲気に圧倒されてあっという間でした。
ちなみにApple Prideのチームに参加するとTシャツが配布されます。今年のApple Pride Tシャツは、ロゴのデザインが変更されてリンゴの内部にレインボーカラーが塗られた新デザインになっていました。
今回はサンフランシスコのプライドパレードに参加していたシリコンバレー企業の様子を紹介しました。コロナ禍を経て3年ぶりの開催でしたが、以前のように多くの人が集まり盛大なイベントとして復活していました。人が集まるとパワーが生まれると改めて感じます。
冒頭でも書きましたが、シリコンバレーの企業はダイバーシティ&インクルージョンに非常に積極的に取り組んでいます。そのような会社で働く中で、人それぞれ違っていることを理解し、それを尊重することが最も大事だということを学んできました。今回プライドパレードに参加することによって、LGBTQ+のコミュニティについて理解を深めるとともに、パレードをサポートする企業について考えるよい機会になりました。
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