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WWDC22の目玉製品はもう1つあった 密かにリリースされたApple Park期間限定Tシャツが素晴らしい理由シリコンバレーから見た風景(1/5 ページ)

» 2022年06月14日 06時26分 公開
[五島正浩ITmedia]

 こんにちは。今年のWWDCは3年振りにApple Parkに人が集まって盛り上がりましたね。Apple Park周辺では久しぶりにイベントに伴う交通規制の案内表示を見かけ、Appleイベントが復活し街に活気が戻ってきたことを感じがしました。

 新しいMacbookや各種新機能についても気になりますが、やはり今回の目玉はあのApple Parkの巨大新社屋の内部にデベロッパーが招待されたことではないでしょうか。シリコンバレーに住んでいても中に入ることが許されるのはAppleの従業員だけです。私のような一般人は遠くから外観を眺めることしかできません。ネットにアップされた写真や動画を食い入るように見てしまいました。羨ましいです。

 以前に書いたApple Parkビジターセンターの記事の中で、そこでしか購入できない限定Tシャツを紹介しましたが、なんとWWDCの開催に合わせて新デザインが登場していました。今回はこの新限定Tシャツについて深堀りしていきたいと思います。

photo Tnatau Ave.に設置された電光掲示板。Appleイベントの時に出てくる

WWDC初日のApple Parkビジターセンターの様子

 WWDC22開催前日の日曜夜、いつものようにネットを眺めていたら、見たことがないApple Parkのロゴ入りTシャツを持っている参加者の写真を見つけました。はじめは参加者に配られる記念Tシャツだと思たのですが、ビジターセンターで購入したという人がいて気になり始めました。翌日の月曜にはTシャツ購入のために列に並んだという話も。早速行ってみることにしました。

 中に入るとすぐにTシャツを買う人は列に並ぶようにと案内されました。参加者の方が多く並んでいましたが、中には私のような一般の人もいました。Tシャツの販売コーナーは通常と異なる特別体制になっていて、2つの専用テーブルが割り当てられ、10人もの店員が配置されていました。このため列に並んだもののスムーズに進んでいきました。ここには何度も来てますが、このような売り方をするのは初めて見ました。

photo WWDC初日のビジターセンター。Tシャツ購入者の列ができていた
photo 店員を増強した特別体制での販売。Tシャツとトートのサンプルが置かれていた
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