WWDC22の目玉製品はもう1つあった 密かにリリースされたApple Park期間限定Tシャツが素晴らしい理由：シリコンバレーから見た風景（3/5 ページ）

[五島正浩，ITmedia]

Tシャツ売り場定点観測

　こうしてみると今回の新デザインのリリースがいかに大きなアップデートであったかご理解いただけるかと思います。私の中ではApple Park内部公開に続いて2番目に大きなWWDCのニュースでした。

2017年11月17日のオープニング直後に撮影したTシャツ売り場。激混みだった

2018年11月撮影のTシャツ売り場左側。白と黒の2色展開になっている

2018年11月撮影のTシャツ売り場右側。レインボーカラーのAppleロゴも

2022年4月撮影のTシャツ売り場。2018年から大きな変化はない

え、WWDC期間限定だったの？

　どのデザインを購入するか悩んだのですが、今回は「Pond」と「Steve Jobs Theater」のTシャツ2枚と「Path」のトートを購入しました。何度見ても良いデザインです。

　これシリーズ化して欲しいなぁなんてのんきに考えていたところ、この新デザインTシャツはWWDC期間限定、しかも月・火の2日限定らしいという話が舞い込んできました。期間限定という案内はどこにも出ていなかったのでびっくり。

　事実確認のため水曜日にもう一度ビジターセンターに行ってみたところ、特別体制ではなくなっていましたが、まだ新デザインTシャツは展示され普通に売られていました。店員の方によると、月・火の2日間限定の予定だったけど、在庫があるので売り続けている、なくなったら終わりだよ、だそうです。売れてるから早めに買っておいた方がいいよ、とさらにもう一押し。期間限定、在庫限りと言われるとついついほしくなりますね。思わず「Orchard」のトートを追加購入してしまいました。これで四種類のデザイン制覇です。

　しかしこのTシャツやトートにはどこにも「WWDC」とか「2022」とか入っていなくて、WWDCの期間限定品という感じが一切しないんですよね。なんだか不思議です。デザインがいいので、むしろこのまま継続販売にしても良さそうなのですが。

「Orchard」トートを加えて全4種類のデザインをコンプリート