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円盤本社は見える? Apple Parkビジターセンターの歩き方、撮影スポット教えますシリコンバレーから見た風景(1/5 ページ)

» 2022年04月28日 11時56分 公開
[五島正浩ITmedia]

 こんにちは。4月に入ってシリコンバレーではAppleやGoogleがオフィス勤務を再開したことが話題になっています。社員はコロナ禍が始まってから続いていたWFH(Work From Home)の生活から一変して、週に決められた日数はオフィスに出社する必要があるそうです。

 先日クパチーノにあるApple新本社(Apple Park)の前を歩いていたら、受付のガラスに「Welcome」と書かれたロゴがありました。Appleがオフィス勤務再開でApple Parkに出社する社員を歓迎している感じが伝わってきます。

photo オフィス勤務再開後のApple Park。Welcomeのロゴを発見

 Apple社員たちが出社するこのApple Parkは2017年にオープンした新しい本社キャンパスです。1万2000人を収容できる巨大な宇宙船のような社屋を中心に、豊かな木々に覆われた広大な敷地になっています。iPhoneなどの新製品発表会で有名になったSteve Jobs Theatherもこの中にあります。

 Apple Parkの中はどうなっているのか興味がわきますが、当然Apple社員以外は立ち入り禁止です。AppleはApple Parkビジターセンターを併設していて、一般の人たちがここに立ち寄ることができるようになっています。

 そもそもビジターセンターとは国立公園にある観光客向けの案内所のことです。Apple ParkビジターセンターもまさにApple Parkという「公園」の案内所ということなんでしょう。Apple Parkビジターセンター自体も開放的で美しい建物になっていて、今やシリコンバレーで1番の観光スポットです。コロナ禍以前は観光バスで立ち寄る旅行者をよく見かけました。

 今回はこのApple Parkビジターセンターについて紹介したいと思います。最近ネットで取り上げられることが増えてきているので、出張や観光でシリコンバレーに行った際に訪問したいと考えている方もいるのではないでしょうか。基本情報から知っておくと役立つ情報までQ&A形式で網羅したいと思います。

photo Apple Parkビジターセンターの外観。木とガラスの美しい建築
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