ポイントは室内機から出る「風」でした。
三菱電機の試験ではエアコンの温度設定28度の場合と、30度設定で「スイング運転」(左右に吹き分けるモード)をオンにした場合で体感温度は0.2度しか差がありませんでした。「設定温度を低くする代わりにスイング運転機能を活用し、エアコンの気流を(体に)あてることで体感温度を下げられることが分かった」としています。「30度+スイング運転」は28度設定に比べて電力消費が約21.1%減りました。
ただし今回の試験はあくまでも消費電力量を抑える目的で実施したもので、30度設定を推奨しているわけではありません。「実際にエアコンを使用する際は体調を考慮し、暑さを感じる場合には適切な温度設定で運転してください」としています。
ダイキン工業も節電にあたり「温度を下げる前に風量を上げる」ことを提案しています。エアコンが持っている送風機能をうまく活用すると節電につながるようです。
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