中国Bytedanceが運営する短尺動画サービスTikTokは7月13日、未成年のユーザーに不適切だと判定したコンテンツを18歳未満に表示しない「コンテンツレベルシステム」の初期バージョンを近く導入すると発表した。
若年層には怖すぎたり過激すぎたり、複雑なテーマが含まれている動画を検出すると、「コンテンツレベル」を自動設定。TikTok全体で18歳未満の視聴を防ぐ。
また、ユーザーが一度に見る同一トピック動画の数を減らすよう調整も行っているという。同社は米国で昨年、ダイエットや不安を呼び起こすコンテンツなど、繰り返し見ると問題が起きる可能性のあるトピックのコンテンツがおすすめに何度も表示されるのを避ける機能をテストしており、その結果を受けて機能を開発したという。
おすすめされた動画の「興味がない」ボタンを押すと、類似の動画がおすすめに上がらなくなる「コンテンツカスタマイズ機能」、「おすすめ」や「フォロー中」フィードで見たくない単語やハッシュタグを指定すると、自動的にフィルタリングする機能も追加する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR