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暗がりでもきれいに撮影できる全天球カメラ「Insta360 ONE RS 1インチ360度版」が登場  動画と写真で実力をチェックした(3/3 ページ)

» 2022年07月15日 07時00分 公開
[武者良太ITmedia]
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静止画の性能は?

 夕方から夜にかけて撮影した、RAW写真とHDR RAW写真もご覧ください。遠くにある建造物もシャープに捉えている1インチ360度レンズの実力が強く伝わる結果となりました。

photo 1インチ360度レンズ、RAW、夕方、広角切り出し
photo 1インチ360度レンズ、RAW、夕方、デジタルズーム切り出し
photo 1インチ360度レンズ、HDR RAW、夜、広角切り出し
photo 1インチ360度レンズ、HDR RAW、夜、デジタルズーム切り出し
photo 360度レンズ、RAW、夕方、広角切り出し
photo 360度レンズ、RAW、夕方、デジタルズーム切り出し
photo 360度レンズ、HDR RAW、夜、広角切り出し
photo 360度レンズ、HDR RAW、夜、デジタルズーム切り出し

 暗い場所でもきれいに撮影できる性能は、個人用途としてだけではなく、賃貸物件のオンライン内見といった業務用途でも活躍するはず。これはInsta360 ONE RS 1インチ360度版の大きなアドバンテージとなります。

コアユニットを流用できるアップグレードキットも選べる

 これまでよりも大幅な画質アップとなったInsta360 ONE RS 1インチ360度版の価格は11万8800円(以下、税込)です。360度カメラと4Kブーストレンズが付属するInsta360 ONE RSツイン版(6万9800円)とは価格帯が大きくかけ離れました。

 とはいえ2019年に発売された、1インチセンサー搭載のリコー「THETA Z1」は約13万円という価格だったことを考えると、納得のいく価格です。

 また既存のInsta360 ONE R/RSユーザーに向けて、コアユニットを省いた1インチ360度レンズアップグレードバンドル(9万6600円)も販売されています。

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 現時点における、ポケットサイズ全天球カメラの最高画質機。スマホのカメラでは撮れない世界に興味があるかたは注目したいモデルです。

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