この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWS、自社製品のために開発したデザインシステム「Cloudscape」オープンソースで公開。UIコンポーネント、デザインパターンなど」(2022年7月26日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
AWSは、マネジメントコンソールなど同社が提供する製品やサービスのWebアプリケーション画面を構築するために開発したデザインシステム「Cloudscape」をオープンソースで公開しました。
Cloudscapeは、AWSのWebアプリケーション全体のUXを向上させると同時に、開発チームがWebアプリケーションをより速く実装できるようにするために2016年に作成され、その後顧客からのフィードバックや調査に基づいてシステムの強化を続けてきたと説明されています。
公開されたのは、カラースキーマやレイアウト、モーションの付け方、タイポグラフィ、アクセシビリティなどのデザイン原則を記した「Foundation」、UIの部品が66種類用意された「Components」、デザインパターンが35種類を示された「Patterns」、具体的なUXの例が27種類用意された「Demos」など。
その上でデザイナー向けにはこれらのコンポーネントなどを含むFigma用のデザインライブラリが、Webアプリケーション開発者向けにはReact用のコンポーネントがダウンロードできるようになっており、迅速なプロトタイプやWebアプリケーション開発が可能です。
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