機械学習/深層学習ベースの翻訳ツール「DeepL翻訳」。その高い翻訳精度から海外の情報を確認する際などに利用している人も多くいるだろう。しかし、DeepLではたびたび“珍翻訳”が見つかり、SNS上で話題になる。
ゲーム「ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR」に出てくるせりふを翻訳すると、なぜか5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)発祥のキャラクター「やきう民」のアスキーアート「彡(^)(^)」が出現する例や、「I'm sorry」の日本語訳を「アイム・ソーリー・ヒゲソーリー」と駄じゃれで返す様子などが話題になってきた。
そして今回話題になったのは、「ツイ廃」の翻訳結果だ。ツイ廃とは、Twitterの利用頻度がとても高く、日常生活に影響するほど没頭や依存してしまう人たちを指す“ツイッター廃人”の略称。この言葉に対するDeepLの翻訳結果が「深い回答が返ってきた」とTwitterに投稿された。
DeepLにツイ廃と入力したところ、「person who doesn't use Twitter to communicate with friends」(友達とのコミュニケーションにTwitterを使わない人)という英訳が現れた。また、この英文を再度DeepLに入力し逆翻訳したところ、日本語で「無趣味人間」に。「ツイッター廃人」の翻訳結果は「Twitter cripple」だった。
DeepLには「用語集」という機能があり、単語や語句の訳し方をユーザーがカスタマイズすることもできる。また、以前紹介した「I'm sorry」が「アイム・ソーリー・ヒゲソーリー」になる問題についても、26日時点では「ごめんなさい」と表示するように修正されており、翻訳結果も逐次修正されるようだ。
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