ゲーム「ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR」に出てくるあるせりふを翻訳すると、なぜか5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の「なんでも実況J(ジュピター)」発祥のキャラクター「やきう民」のアスキーアート「彡(^)(^)」が登場することが話題になった翻訳サービス「DeepL翻訳」。同サービスで新たな“珍誤訳”が見つかり、Twitterで話題を集めている。
(関連記事:DeepLの翻訳結果に突如現れた顔文字「彡(^)(^)」が話題)
soy乳(@soynyuu)さんはDeepLで「I'm sorry」を日本語訳に変換した結果をTwitter上に掲載。日本語では「すみません」など謝罪を意味する言葉になるはずだが、DeepLは「アイム・ソーリー・ヒゲソーリー」と訳してしまうという。
実際に記者が検証してみたところ、同様の結果になった。他にも「sorry」単体の翻訳候補では「すみま千円」という表示も確認できた。末尾にピリオドをつけた「I'm sorry.」で翻訳したところ「申し訳ございません。」と正しい意味で翻訳できた。
soy乳さんはこの他にも、「Yea.」を「イヤーです」、「Japanese」を「やまと」、「Company」を「会社概要」と訳した結果なども報告。このツイートを見た他ユーザーからも「i respect you」を「アイリスオーヤマ」、「OK」を「よっしゃー」など、DeepLの“珍誤訳”報告が見られた。
DeepLはさまざまな文章を学習することで翻訳精度を高める、機械学習ベースの翻訳サービスだ。今回紹介した珍誤訳たちも翻訳精度を向上する過程で学習したものと思われる。
外国語の文章を扱うときに便利なDeepLだが、翻訳結果をうのみにしすぎると、思いがけないトラブルが起こるかもしれない。利用する際は、本当に正しい意味なのか、翻訳結果の二重チェックを忘れない方がいいだろう。
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