TMIK(東京都渋谷区)は8月1日、楽曲生成サービス「FIMMIGRM」(フィミグラム)の提供を始めた。オリジナル曲をAIで無限に生成できるとうたう。利用料は、5曲ダウンロードできる「STARTER」プランが月額500円、20曲の「STANDARD」が月額850円、60曲の「CREATOR」が月額1650円。ビジネスプランも用意する。3曲までなら無料でダウンロード可能だ。
FIMMIGRMは、3つの利用方法を用意。大量に自動生成された楽曲から好みの曲を選択する「GENERS」、ユーザーが作曲した曲を入力することで、別の楽曲をリアルタイム生成する「GENERATE」、AIが作曲した楽曲をベースに、プロのコンポーザーがアレンジを加えた楽曲を利用できる「PRO-ARRANGED」から選択可能。
作曲に使うAI「FIMMIGRM ENGINE」は、同社代表でありAgehasprings代表も務める音楽プロデューサー玉井健二氏が選定した2000曲を学習。同社によると、メロディ、コード進行、リズムの三角形を基準にヒット曲のパターンは決まっており、ヒットする楽曲のツボはパターンの黄金比にあるという。FIMMIGRM ENGINEは、メロディとコード進行の要素にフォーカスして学習させることで、玉井氏のヒットソングメソッドをAI化したとする。
同社は、FIMMIGRM ENGINE全体で特許を出願中。先行して、楽曲を似せない技術の特許を取得済みとしている。
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