　英Nothing Technologyは8月8日、同社初のスマートフォン「Nothing Phone (1)」を8月19日に日本で発売すると発表した。エディオン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなどの量販店の他、蔦屋家電＋、KITH TOKYO、Amazon、ひかりTVショッピング、Nothing公式サイトで販売。MVNOでは、IIJ、NTTレゾナントが取り扱う予定だ。また、8月10日から各販売チャネルで予約を受け付ける。

8月19日に販売を開始する「Nothing Phone 1」

　Nothing Phone (1)は、独特のパターンで光る974個のミニLEDを背面に搭載した「Glyph」インターフェイスが特徴。通知など光り方をカスタマイズできる。SoCは、Snapdragon 778G+を採用。RAMは8～12GB、ストレージは128～256GB。ディスプレイは、6.55インチのOLEDパネルで、10bit表示、120Hzのアダプティブリフレッシュレート、HDR10+、画面内指紋認証に対応する。カメラはデュアル構成で、どちらも5000万画素のイメージセンサーを搭載する。

　価格は、メモリ8GB・ストレージ128GBのモデルが6万3800円、メモリ8GB、ストレージ256GBのモデルが6万9800円、メモリ12GB、ストレージ256GBのモデルが7万9800円。カラーはホワイトとブラックの2色。純正アクセサリとして45W充電器を4980円、ケース／プロテクターがそれぞれ2980円で販売する。

　同社によると、日本での販売に向けて、国内にコールセンターを設置。電話、メール、ライブチャットによるサポートを提供するという。

「Nothing Phone (1)」レビュー　“アグレッシブに光る”背面は意外と楽しい　使い勝手は？
今のスマートフォンに退屈している？　それなら英Nothing Technologyが発表した「Nothing Phone (1)」はどうだろう。背面は今じゃレアなスケルトン仕様で、974個のミニLEDを独特パターンで配置した「Glyphインターフェース」がけたたましいサウンドとともに光る。
「Nothing Phone (1)」正式発表　974個のミニLEDで背面が独創的に光る　6万9800円で国内販売へ
英国に拠点を置くNothing Technologyは、同社初のスマートフォン「Nothing Phone (1)」を発表した。国内でも8月に販売予定で、RAM 8GB、ストレージ256GBのモデルは6万9800円（英国では449ポンド）を予定している。
背面が独創的に光るスマホ「Nothing Phone (1)」の外観をチェック
Nothing Technologyが7月13日に発表したスマートフォン「Nothing Phone (1)」。本稿では外観を中心に写真で紹介する。
アンディ・ルービン氏の「Essential」知財、謎の新企業Nothingが購入
中国スマートフォン大手のOnePlusを昨秋退社した共同創業者、カール・ペイ氏の新興企業Nothingが、“Androidの父”アンディ・ルービン氏が創業し、ハイエンド端末1モデルを発売しただけで閉鎖したEssential Productsの知財を買収していたことが分かった。