で、そのAFだけど、富士フイルムもやっと被写体検出AFが搭載された。全部で6種類。まあ、ここまで細かくすべきなのかはアレだけど(動物系と乗り物系の2つで済んだ方が切り替え楽だし)、かなり細かく見てくれる。
で、さっそく鳥を撮ってみた。アオサギである。
レンズは新製品の150-600mm F5.6-8.0。超望遠ズームだ。こんなレンズがX-H2Sと同時に発表されたのだから、一緒に使いたくなるのは人情ってもの。
望遠端でF8と明るくはないが、その分細くて600mmもあるわりにコンパクトで、インナーズームなので鏡筒が伸びることもなく、価格も600mmと思うと高くはない。APS-Cサイズセンサーなので、35mm判換算で約914mmだ。
で、鳥にレンズを向けると、目がしっかり見えていれば目に、見えてないときは身体全体を検出してくれるわけだ。
これは素晴らしい。
さらにプリ撮影機能を使い、シャッターを半押しにして待っているとシャッターを押す1秒前から画像を記録してくれる(つまり、秒40コマに設定してると、シャッターを押した瞬間に最低40枚記録されるというおそろしさだ)のでそこから決定的瞬間を逃さずに撮れる。
この日は雨が降りそうな曇天で暗かったので、被写体ブレを防ぐために1/2000秒まで上げると、感度はISO12800。最高ISO感度だ(拡張ISO感度でISO51200まで上げられる)。
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