米Twitterがアカウントに携帯電話番号を登録しているユーザーのプロフィールにラベルを追加するテストを実施中──。Twitterの未発表新機能ハンターとして知られるジェーン・マンチュン・ウォン氏が8月20日、画像を添えてそうツイートした。
Twitterは、必須ではないが、アカウントに携帯電話番号を登録することを勧めている。Twitterは登録のメリットとして、ログイン認証に使えることや、連絡先情報からTwitterを使っている友達を見つけられることなどを挙げている。
なお、1つの携帯電話番号を最大10個のアカウントに登録できるため、bot用のアカウントに携帯電話番号を登録するユーザーがいる可能性はあり、botではない証明にはならないだろう。
Twitterは現在、同社の買収を撤回するというイーロン・マスク氏と係争中だ。マスク氏は撤回の理由を、Twitterが収益に結びつかないbotのユーザー総数に対する割合について正確な情報を開示しないこととしている。
人間のユーザーかどうか判断する方法の1つには、青バッジがあるが、すべての人間が取得できるわけではない。
Twitterは2月から、botであることを表示するラベル表示を開始したが、ラベルを表示するかどうかはユーザーに任されている。
Twitterは2019年に、2要素認証のために提供されたユーザーの携帯電話番号を不注意で広告目的に使ってしまった。最近ではゼロデイ脆弱性を悪用され、540万以上のアカウントと電話番号の情報が流出したと発表した。
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