AI技術を活用して、イラストを生成するサービス「mimic」を巡り、プロジェクトに協力したイラストレーターやマンガ家が誹謗中傷を受けているとして、運営元のラディウス・ファイブ(東京都新宿区)がコメントを発表した。
同社によると、同サービスのPRやヒアリングに協力したクリエイターに対し、SNSで批判や誹謗中傷が送られているという。同社は「クリエイターへの批判や誹謗中傷は厳に慎むようお願いします」としている。
同サービスは、自分が書いたイラストをアップロードすると、自分の絵柄にそっくりな画像をAIが生成するというもの。規約では他人の画像のアップロードを禁止しているが、Twitterでは「悪用の危険がある」との声も上がっていた。
ラディウス・ファイブは協力したクリエイターに対し「クリエイター本人が自分の絵をアップロードし、本人が利用する前提で協力をお願いした」とし、不正利用の懸念についてクリエイター側は関知していないとしている。
不正利用の扱いなどについては「運営側の課題」(同社)としており、SNSなどでの意見については「現在協議の上、弊社の見解を作成中」としている。
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