コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は9月1日、「東京ゲームショウ2022」のバーチャル会場が巨大なダンジョンになると発表した。広大な空間を探索し、隠されたクエストをクリアするなど新たな演出や機能を実装。「メタバースとしてパワーアップした新しい体験になる」としている。
15日の午前10時に公式サイトでPCもしくはVR端末に対応したアプリを公開する。入場は無料。来場者はチャンネル機能やボイスチャットを使って友人や同僚と一緒に会場をまわれる。
ダンジョンは東京ゲームショウ会場の「幕張メッセ」の地下にあるという設定。幕張メッセの床に空いた大きな穴をエレベーターで下ると巨大な地下空間が現れ、そこには「ゲームの地層」が出現しているという。
来場者はプレイヤーとしてゲームの地層を探検する。アイテムを獲得してアバターをカスタマイズしたり、70以上あるクエストをクリアしてストーリーを進めたりする。
ダンジョンのキービジュアルは「映像研には手を出すな!」で知られる漫画家の大童澄瞳さんが担当した。ダンジョンの中心となる御柱(みはしら)や竪穴のデザインなどには大童さんのアイデアも取り入れたという。
大童さんは「冒険の始まりと世界の広がりを感じられるように取り組みました。自分のイメージした世界にVRで飛び込む体験が楽しみです」とコメントを寄せている。
東京ゲームショウ2022は日本を代表するゲーム専門展示会。今回は3年ぶりに幕張メッセで開催する他、オンラインのバーチャル会場も設ける。会期は9月15日から18日で、うち15日と16日はビジネスデイ、17日と18日は一般公開日。チケットは2300円(1日券)。なお今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、小学生以下は保護者同伴でも入場できない。
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