ピクシブは9月1日、イラスト・小説投稿サービス「pixiv」に内容が酷似したサービスの存在を確認したと発表した。同日午後2時頃に同サービスへのデータ取得リクエストを遮断する対応を行ったという。調査の結果、ユーザーのメールアドレスや決済情報などの非公開情報が取得された形跡は認められていないとしている。
Twitter上では8月31日ごろから「pixivの内容を転載しているWebサイト『vpixiv』が出現した」などの投稿が相次いで見られた。1日午後7時時点ではvpixivにはすでにアクセスできなくなっている。米Internet Archiveのアーカイブ閲覧サービス「Wayback Machine」によると、同サイトは少なくとも6月11日から存在していることが確認できた。
ピクシブは、本物のpixivと見分ける方法として、「URLのドメインが『.pixiv.net』で終わっていない」「身に覚えのないアカウントでログインしているように表示される」の2点を案内。偽サイトにアカウント情報を入力すると、第三者にアカウントを盗まれる可能性があるため、よく確認してほしいとしている。
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