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“自作キーボード”的要素を取り込んだテンキー、Keychronから 1万5620円

» 2022年09月01日 20時12分 公開
[井上輝一ITmedia]

 「自作キーボード」のようにキースイッチの取り替えの他、キー機能の変更が可能なテンキーの販売を、雑貨の輸入販売を手掛けるコペックジャパン(東京都渋谷区)が8月30日に始めた。

「Keychron Q0 QMK カスタム・テンキー」

 取り扱うのは、フランスと香港に拠点を持つKeychron社の「Keychron Q0 QMK カスタム・テンキー」で価格は1万5620円。ファームウェアに、自作キーボード製作に使われるオープンソースソフト「QMK」を搭載している。

 QMKの搭載により、各キーの機能を視覚的に設定できるソフト「VIA」の利用も可能に。例えば、「1」のキーに「Ctrl + z」のキーコンボを割り当てたり、あるキーを押しているときだけ別の機能に切り替えたりなど、多様なカスタマイズが可能になる。

キーマップカスタマイズソフト「VIA」の画面の一例。通常のキーの他、マクロやレイヤーなども設定できる

 キースイッチは中国Gateronの「Gateron G Pro」スイッチから赤軸、青軸、茶軸を選択できる。赤軸と茶軸は潤滑油(ルブ)が塗られておりなめらかな打鍵感を得られるという。はんだ付けが不要なソケットを採用しているため、取り外して好みのキースイッチにも替えられる。接続端子はUSB Type-C。

キーボードの構造
デフォルトで用意されているキースイッチ。赤軸と茶軸はルブ済み

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