米Intelや米Appleら業界大手7社が中心となるUSB推進団体、USB Promoter Groupは9月1日、次世代USBアーキテクチャである「USB4 Version 2.0」の仕様を発表した。USB5ではないが「メジャーアップデート」としており、USB4対応のType-Cケーブルで、従来のUSB4の2倍に相当する最大80Gbpsの伝送速度を実現するという。
USB規格の管轄団体USB Implementers Forum(USB-IF)による正式発表は11月のUSB DevDaysイベントの前に行う予定だ。
この高速性能を実現するために、USB Type-Cと電力供給の仕様が更新される予定という。
USB4 Version 2.0の主な特徴は、以下の通り。
USBのバージョンは1995年の初代から複雑なことで知られている。アプリ開発者のマルコ・アーメント氏はこれまでのバージョン履歴を悲しい顔の絵文字付きでツイートした。
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