地震などの災害に備えて備蓄品を用意している人でもトイレなど日用品にまで気が回っていない可能性がある。そんな調査結果を東京都とTwitter Japanが9月4日に発表した。
21年10月7日に発生した震度5強の地震から一週間の間にTwitter上で交わされた会話をJX通信社が分析した。「備蓄」と同時にツイートされたワードには「水」や「食料」といった単語が並んだ。
一方、災害時に必要とされるトイレ、トイレットペーパー、カセットコンロ、電池などのワードは少なかった。Twitter Japanは「一般的に地震発生後、ライフラインは1週間ほどストップする。水や食料以外の携帯トイレ、カセットコンロとボンベ、電池などをまとめた備蓄が必要とされている」と指摘する。
東京都は今回の結果をふまえ、「東京都防災アプリ」やWebサイトの「東京備蓄ナビ」を通じて「トータルな備蓄の重要性を啓蒙する」取り組みを始めるとしている。
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