名画座「飯田橋ギンレイホール」(東京都新宿区)は、11月27日で閉館すると発表した。入居ビルの老朽化に伴う建替工事によるもので、ギンレイホールは移転する。移転場所や営業再開の日程は決まり次第、発表する。
11月27日までは通常営業を続ける。閉館後も会員制度「ギンレイ・シネマクラブ会員」は継続し、年間パス「シネ・パスポート」は再開後に引き続き利用できるという。
ギンレイホールは「ギンレイ・シネマクラブ会員の年間パスは、今はやりのサブスクリプション運用の先駆けとして高く評価されている。このシステムの運営と継続は映画ファンのためのギンレイホールの基本理念」としている。
ギンレイホールは1974年に開館し、神楽坂の名画座として映画ファンに親しまれた。2020年にコロナ禍の影響で2カ月も休館した際には「神楽坂の名画座の灯を消さないため」とクラウドファンディングを立ち上げ、2000万円を超える資金を集めた。
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