NTTドコモは9月20日、スマートフォン向けメッセージサービス「+メッセージ」が午後3時33分ごろから利用しづらくなっていると発表した。原因、復旧見込みは確認中としている。
+メッセージはドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯回線ユーザーが電話番号で相互にやり取りできるメッセージサービス。ドコモ以外のユーザーへの影響について、KDDIとソフトバンクは「障害は出ていない」と取材に応えた。
同サービスはSMS(ショートメッセージサービス)の代替となる「RCS」(リッチコミュニケーションサービス)の規格に沿ったもの。電話番号だけで長文のメッセージや写真、動画をやり取りできるのが特徴。3キャリアのメインブランド、サブブランドで利用できる。楽天モバイルは対応していない。
ドコモは同日午後6時30分に状況を更新した。影響範囲はドコモの+メッセージ送受信。ドコモでもSMSは問題なく利用できるという。
ドコモは、21日午前3時20分に+メッセージの利用しづらい事象について全て復旧したと発表した。原因については確認中としている。
今回の事象に伴い、複数人でグループメッセージをしていた場合にグループからメンバーが退出となる事象が確認されているという。グループ内メンバーからメッセージを送れば元に戻ることもあるが、それでも戻らないときは再度グループへ追加するか、あるいは新たにグループを作成するよう案内している。
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