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「+メッセージ」ドコモで障害 利用しづらい状態に【復旧済み】

» 2022年09月20日 18時19分 公開
[井上輝一ITmedia]

 NTTドコモは9月20日、スマートフォン向けメッセージサービス「+メッセージ」が午後3時33分ごろから利用しづらくなっていると発表した。原因、復旧見込みは確認中としている。

3キャリア共通で利用できる「+メッセージ」

 +メッセージはドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯回線ユーザーが電話番号で相互にやり取りできるメッセージサービス。ドコモ以外のユーザーへの影響について、KDDIとソフトバンクは「障害は出ていない」と取材に応えた。

 同サービスはSMS(ショートメッセージサービス)の代替となる「RCS」(リッチコミュニケーションサービス)の規格に沿ったもの。電話番号だけで長文のメッセージや写真、動画をやり取りできるのが特徴。3キャリアのメインブランド、サブブランドで利用できる。楽天モバイルは対応していない。

ドコモが発表した障害の内容

追記:2022年9月20日午後6時44分 SMSは問題なく利用可

 ドコモは同日午後6時30分に状況を更新した。影響範囲はドコモの+メッセージ送受信。ドコモでもSMSは問題なく利用できるという。

追記:2022年9月21日午前10時 問題は解消 原因は確認中

 ドコモは、21日午前3時20分に+メッセージの利用しづらい事象について全て復旧したと発表した。原因については確認中としている。

 今回の事象に伴い、複数人でグループメッセージをしていた場合にグループからメンバーが退出となる事象が確認されているという。グループ内メンバーからメッセージを送れば元に戻ることもあるが、それでも戻らないときは再度グループへ追加するか、あるいは新たにグループを作成するよう案内している。

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