最初に申し上げますが、今回「poiq」はほとんど出てきません。poiqを生み出したソニーがNHKの番組「魔改造の夜」(※1)の「ネコちゃん落下25m走」と「電気ケトル綱引き」で大活躍したことは皆さんご存じでしょうか。
そして、そこに登場した魔改造された“モンスター”(※2)たちがソニー本社で展示されているという話を聞いて、これはどうしても会いに行かなくては……と思ってしまったのです。今回はそういう回です。
魔改造の夜に挑戦した「Sニー」が作り出したモンスターが展示されているのは、東京・品川にあるソニー本社1階の展示スペース(展示日程などは記事末に記載)。
ホントに展示を見にいくだけでは「何をしに行った」となってしまうので、この『魔改造の夜』に参加した「Sニー」の総合リーダーである田中章愛さんにインタビューをさせていただきました。田中さんは、学生時代はロボコンに参加し、現職では小型ロボットともいえるロボットトイ「toio」(トイオ)の開発者でもある、ものづくりのノウハウとコミュニティの力をよく知る人物でもあります。
なお「魔改造の夜」における技術的な挑戦については、すでにソニー公式の記事で多くの内容が語られています(『魔改造の夜』を駆け抜けたチャレンジャーたちの軌跡)。そこで、ここではそもそもの『魔改造の夜』参加前後の経緯や今回の展示についてのお話をうかがいました(以下、敬称略)。
──まずは「ネコちゃん落下25m走」と「電気ケトル綱引き」の2戦とも大活躍でしたね。
田中:ありがとうございます。結果は結果ですが、それ以上にソニーとそのコミュニティのモノづくりのリアルな姿を見てもらうことができてよかったと思ってます。
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