米Googleは9月20日(現地時間)、タスク管理サービス「Google Tasks」(日本では「ToDoリスト」)を改善すると発表した。「今後数カ月以内に」GoogleアシスタントとGoogleカレンダーの「リマインダー」をToDoリストに統合する。
ToDoリストは、Googleが2018年に提供を開始したタスク管理機能。やらなければいけないこと(ToDo)をやるべき日時と共にタスクとして入力しておくと、時間が来ると表示して知らせてくれる。ToDoリストのモバイルアプリとGmail、Googleカレンダーで作成、表示できる。モバイルアプリとGmailでは、タスクを一覧表示し、完了したタスクを非表示(あるいは削除)していくことが可能だ。
このタスクとは別に、Googleには「リマインダー」もある。こちらも、やるべきことをやるべきタイミングで思い出せるようにするという、機能としてはタスクとほとんど同じだ。こちらは、GoogleアシスタントあるいはGoogleカレンダーのモバイルアプリで作成できる。
現在はリマインダーを作成すると、設定した日時にスマートフォンやスマートディスプレイに表示されるが、リマインダーを一覧表示する方法は(あるが)わかりにくい。Googleカレンダーに表示させることもできるが、例えば毎日同じ時間に薬を飲む、というようなリマインダーが複数ある場合、月間表示カレンダーがリマインダーで埋まってしまう。
ToDoリストがアップデートされると、Googleアシスタントやカレンダーで作ったリマインダーはタスクとなり、ToDoリストアプリ、Gmail、カレンダーで表示できるようになる。
Googleにはもう1つ、「Google Keep」にも「リマインダー」があるが、こちらは残念ながら今のところ統合されないようだ。
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