オンライン授業を経験した小中学生は、PC文字入力スキルが高い――NTTドコモの社内研究所「モバイル社会研究所」の調査で、こんな傾向が分かった。
2021年11月に実施した調査から、「PCを使って10秒に5文字以上文字入力ができる」子どもの割合を、小学校低学年・高学年、中学生それぞれで集計した(親が回答)。
PCで文字入力できる小中学生の割合は、オンライン授業の実施率が高まった2020年から21年にかけ、全学年で10ポイント以上上昇した。
小学校低学年だけで見ると、PCで文字入力できる子どもの割合は、オンライン授業未経験だと11%、経験者は47%と、30ポイント以上の大きな差ができた。高学年でも未経験が72%、経験者が87%、中学生は未経験が79%、経験者が90%とそれぞれ、オンライン授業を経験しているほうが、PC入力スキルが高い子が多かった。
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