米Microsoftは10月12日(現地時間)、Surfaceブランドの新製品を3モデル発表した。「Surface Pro 9」「Surface Laptop 5」「Surface Studio 2+」だ。
今年はSurfaceシリーズ誕生10周年だが、昨年発表された「Surface Laptop Studio」「Surface Go 3」、折りたたみAndroid端末「Surface Duo 2」の後継モデルはなかった。
Microsoftの「Surface Pro」はSurfaceシリーズの2-in-1モデル。昨年は「Surface Pro 8」とArmプロセッサ搭載の「Surface Pro X」を発表したが、今年は「Surface Pro 9」というモデルに統合する。
プロセッサは米Intelの第12世代Core i5/i7だけでなく、Microsoftが米Qualtommと共同開発した「SQ3」搭載モデルもある。こちらは5G接続をサポートする。
5GサポートのSQ3搭載モデルは、リモートでのWeb会議での利用を想定しており、自動アイコンタクト、自動フレーミング、ポートレートの背景ぼかし、騒音を除去する音声フォーカス機能などを搭載する。
ディスプレイは13インチでタッチおよびスタイラス対応。キーボードカバー側にスタイラスを収納する溝がある。
本体カラーは新色のSapphireとForestを含む4色展開(Core i5とSQ3モデルはPlatinumのみ)。キーボードも統一色になっている。また、Surface10周年を記念し、「リバティプリント」で知られる英Libertyがデザインした特装モデルも販売する。「Windows 11 Bloomにインスパイアされた」という青い花柄だ。
Microsoftのオンラインストアで予約を受け付けている。日本での販売価格は、Core i5は16万2580円から、SQ3はRAM8GB、SSD256GB一択で21万6480円から。本稿執筆現在(13日午前2時)、予約できない状態になっている。
Surface Laptop 5は、昨年4月発表の「Surface Laptop 4」の後継モデル。AMD搭載モデルはなくなり、プロセッサは米Intelの第12世代Core i5/i7のみになった。それ以外は外観も含め先代とあまり変わらないが、性能は先代より50%アップしたという。
ディスプレイは13.5インチと15インチのタッチスクリーンで、筐体には新色「Sage Green」が加わった。
25日に発売の予定。Microsoftのオンラインストアで予約を受け付けている。日本での販売価格は13.5インチモデルが15万1580円から、15インチは19万7780円から。
Surface Studio 2+は、2019年発売の「Surface Studio 2+」の後継モデル。プロセッサはIntelの第11世代Core i7だが、GPUは米NVIDIAのRTX 3060だ。
Microsoftのオンラインストアでの販売価格は71万9180円から。本稿執筆現在、配達予定は11月4日になっている。
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