JAXA公認の宇宙スタートアップ、天地人(東京都港区)は、11月8日の皆既月食をWebブラウザ上で再現できる「天地人コンパス MOON」を公開した。利用は無料。登録なども必要ない。
宇宙ビッグデータを活用する同社のサービス「天地人コンパス」から月食シミュレーション機能をピックアップ。高精細3Dモデルの月に月食の影の動きを投影した。画面下にあるバーを動かすと、その時刻の月の見え方が分かる。
開発を担当したエンジニアインターンの井上真さんは「少しずつ影が動いて、だんだんと月が赤くなっていく様子を観察してみてください。そして同じ時刻、是非空を見上げてみてください」としている。
3Dの月は拡大や回転も可能。普段は見えない月の裏側も見えるという。動作環境はPC、推奨ブラウザはGoogle Chrome。
天地人コンパスは、地球観測衛星などで集めた宇宙ビッグデータを基にAIを活用して解析や可視化、データ提供などを総合的に行う土地評価サービス。地球なら農業生産から都市開発まで目的に合った土地を宇宙からの視点で見つけ出せるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR