デザイン関連の本とビジネス書が混じっています。何か調べ物をするときに購入することが多いですが、定期的に処分してしまうので、最近購入した本が主に並んでいます。アイデアを考えるときや思考を整理したいときに、気ままに手に取ります。他にKindleも活用しており、そちらは寝る前に読む本が並んでいて、抽象化や構造化に関する本を中心に読んでいます。
中でも自分の人生の軸を決めるきっかけになった1冊は、10年ほど前に読んだ「自由をつくる 自在に生きる」(森博嗣著)です。人生の目的は自由を獲得することであり、自由とは「何かをできる自分」になること、そのようにこの本では書かれています。
何か新しいものをつくったり大きなチャレンジに挑むとき、困難と向きあう場面はありますが、自己の成長を遂げることでより社会に届けられる価値も大きくなります。この本を読み返しては、自分は自由を獲得できているのか、変化を恐れていないか、そう問いかけています。
もう1冊は「具体と抽象」(細谷功著)です。私はデザインと経営に思考の共通点を感じていたのですが、それはこの本に書かれているような具体と抽象を行き来するような力でした。
デザインをするときにコンセプトを考え、見える形として具現化していくように、経営においてもビジョンを描き、それを事業として具体化します。その感覚を強く確かめた1冊でした。
2003年にフリービットに入社し、CEO室にて広報、ブランディング、事業戦略などを担当。2006年に同社を退社し渡米。ニューヨークにてアートを学び、フリーランスデザイナーとなる。2010年に帰国し、デザイン事務所であるアンの代表を務める。2013年度グッドデザイン賞受賞。2019年からは、マネーフォワードでデザイン戦略グループのリーダーを務める。2020年、CDOに就任。
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