警視庁は11月9日、実際の事件をもとに産業スパイの手口を描いたドラマ「PRIDE×ORDER 警視庁公安部 presents 狙われる日本の技術」をYouTubeで公開した。能年玲奈(のん)さんや筧利夫さんら著名俳優を起用、企業のセキュリティ対策の重要性を訴える。
能年玲奈さん演じる佐倉南は、自動運転車の通信技術を開発する中小企業のSE。新たな技術開発に情熱を注いでいたが、あるとき上司が海外の産業スパイに騙されて……。筧利夫さん演じる警視庁公安部の大谷昭栄警部と共に機密情報を守るために奔走する。
ドラマは前編、中編、後編に分かれており、再生時間はそれぞれ8〜11分程度(計26分)。9日に一挙に公開した。
警視庁公安部は「社会全体でデジタル化が加速する中、情報の持ち出しは以前より容易になっている」と指摘。「一度技術が流出してしまったら、取り戻すことはできない。不審な動向、情報などを把握したら警察に相談してほしい」と訴えている。
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